にじさんじのトップライバーとして、今や押しも押されもせぬ人気を誇る葛葉(くずは)さん。
ゲームセンスの高さと、ワードセンス溢れるトーク、そして愛される「吸血鬼」キャラクターで多くのファンを魅了しています。
しかし、そんな彼にはかつて「狂犬」と恐れられ、数々の炎上や暴言で界隈を騒がせた「前世」があることをご存知でしょうか。
「昔はもっとヤバかったらしい」
「プロチームをクビになった過去がある」
新規のファンからすると信じられないような噂ですが、これらは紛れもない事実です。
本記事では、葛葉さんの前世である「そにろじ」時代の炎上・暴言エピソードや、プロチーム解雇の真相、そしてそこからどのようにして現在の姿へと「更生」したのかを詳しく解説します。
これは単なる過去の掘り起こしではなく、一人の天才ゲーマーが挫折を経て、エンターテイナーへと進化を遂げた成長の記録です。
【この記事で分かること】
- 「狂犬」そにろじの正体: LoL界の天才児がなぜ「暴言厨」として恐れられていたのか
- 炎上事件の真相: 差別発言疑惑からトロール行為まで、当時の「やらかし」を徹底検証
- プロチーム解雇の裏側: 才能がありながら、なぜ「PENTAGRAM」をクビにならざるを得なかったのか
- 挫折からの転生劇: どん底の解雇から、わずか1ヶ月で「葛葉」として復活を遂げた執念
- 更生と進化: かつての毒を「エンタメ」へと昇華させた、現在に至るまでの精神的成長
葛葉の前世「そにろじ」とは?狂犬と呼ばれたLoLプレイヤー

葛葉さんの前世(中の人)は、かつてTwitchで活動していた「そにろじ(SonicLogic)」氏であることは、ファンの間では周知の事実となっています。
当時の彼は、人気オンラインゲーム「League of Legends(LoL)」の配信者として活動していました。
Vtuberとして転生する前の、彼のプレイスタイルと人物像を振り返ります。
圧倒的な実力と尖りすぎたプレイスタイル
そにろじ氏は、LoLの最高ランクである「チャレンジャー(上位0.015%)」に到達するほど、飛び抜けた実力を持つプレイヤーでした。
この「チャレンジャー」というランクは、数あるティア(階級)の中でも頂点に位置し、
プロ選手ですら到達・維持が困難とされる、正真正銘のトップ層です。
特に「カタリナ」や「ゼド」といった、高い操作技術が求められるアサシン(暗殺者)キャラクターを得意とし、その華麗なプレイは多くの視聴者を惹きつけました。
しかし、実力と同じくらい有名だったのが、その「気性の荒さ」です。
味方のミスを許さず、気に入らないことがあれば容赦なく噛みつくそのスタイルから、いつしか界隈では「狂犬」や「暴言厨」として恐れられるようになりました。
高校生配信者「もりお」としての素顔
当時のそにろじ氏はまだ10代の高校生で、通信制の高校に通っていたと言われています。
配信では「もりお」という愛称で親しまれており、これは初配信で「どうぶつの森」のBGMを流していたことが由来とされています。
お金がなく、ゲーミングPCを買うために50時間連続配信を行って投げ銭を募るなど、ハングリー精神に溢れた若者でした。
若さゆえの純粋な情熱と、制御しきれない攻撃性。
この危ういバランスが、当時の彼を「カリスマ的な問題児」に仕立て上げていたのです。
葛葉(前世)の炎上・暴言エピソードとやらかしの数々

では、実際に当時の彼はどのような「やらかし」をしていたのでしょうか。
現在では笑い話(プロレス)として昇華されている部分もありますが、当時は笑い事では済まされない、ガチの炎上エピソードがいくつか存在します。
息をするように吐かれる暴言とトロール行為
当時の配信において、暴言は日常茶飯事でした。
味方のプレイが気に入らなければ「〇〇(差別用語)」といった言葉が飛び出し、時にはトロール(意図的な利敵行為・迷惑行為)に走ることもありました。
LoLというゲーム自体がストレスの溜まりやすい環境であるとはいえ、彼のアグレッシブさは群を抜いていました。
「トロールして味方を困らせるのが楽しい」といった趣旨の発言をしていた時期もあり、まさに手がつけられない状態だったと言えます。
障害者差別発言疑惑と謝罪の経緯
過去の炎上の中で特に深刻だったのが、差別的な発言に関する騒動です。
配信中の高ぶった感情のままに、障害者を侮辱すると受け取られかねない発言をしてしまったことがあります。
これに関しては、単なる「口が悪い」で済まされるラインを超えており、批判が殺到しました。
後にそにろじ氏は、自身の非を認め、前世のアカウントなどで謝罪を行っています。
若さゆえの過ちとはいえ、決して許されることではありませんが、この時の「痛い失敗」が、現在のコンプライアンス意識や、ギリギリを攻めつつ一線は超えないトークスキルに繋がっているのかもしれません。
インターネット上の発言は一度拡散されると消すことが難しい(デジタルタトゥー)と言われますが、総務省も啓発しているように、
過去の過ちを認め、正しくリテラシーを身につけ直すことは、配信者に限らず現代を生きる私たち全員に必要な姿勢と言えるでしょう。
プロチーム「PENTAGRAM」解雇事件の全貌
そにろじ時代の最大の挫折であり、転機となったのが、所属していたプロゲーミングチーム「PENTAGRAM(旧RPG)」からの解雇事件です。
当時、eスポーツ業界全体でプレイヤーの素行に対する意識が高まっていた時期でもありました。
現在、日本eスポーツ連合(JeSU)が定める「行動規範」にもあるように、
プロ選手には実力だけでなく、社会的責任やスポーツマンシップが厳格に求められるのです
彼はストリーマー部門に所属していましたが、2018年2月、突如として契約解除が発表されました。
X(旧Twitter)でのレスバが決定打に
解雇の直接的な引き金となったのは、X(旧Twitter)上での口論(レスバ)だと言われています。
あるプレイヤーから素行の悪さを指摘され、チーム運営にクレームが入った際、そにろじ氏は反省するどころか「配信スタイルを変える気はない」と反抗的な態度を取り続けました。
これを見たチーム側は「ストリーマーとして成長が見られない」と判断し、解雇を通告。
実力はありながらも、素行の悪さが原因で居場所を失うという、まさに「才能ある問題児」の典型的な末路を辿ることになりました。
解雇から転生へ。葛葉はいかにして更生したのか

プロチームを解雇され、配信者としてのキャリアが絶たれたかに見えたそにろじ氏。
しかし、この「どん底」こそが、現在の葛葉さんが誕生する特異点(ターニングポイント)でした。
「配信スタイルを変える」反省と決意
チームを解雇された直後、彼は自身の行動を深く反省し、X上で「配信スタイルを改める」と宣言しました。
ただのポーズではなく、自分の未熟さと向き合い、変わろうとする意思表示でした。
そして解雇から約1ヶ月後の2018年3月。
Vtuber「葛葉」として、新たな肉体を得て転生を果たします。
にじさんじ加入と「丸くなった」現在
その後、2018年7月に「にじさんじゲーマーズ」へ加入。
組織の一員となることで、彼は劇的な進化を遂げました。
かつての「本気の暴言」は、エンターテイメントとしての「キレ芸」や「プロレス」へと昇華されました。
もちろん、今でも口は悪いですが、そこには「愛」と「笑い」があります。
コラボ相手をリスペクトし、時には自分が道化となって場を盛り上げる。
かつて「狂犬」と呼ばれた少年は、多くの仲間と出会うことで、頼れる「猛獣使い」のような配信者へと成長したのです。
まとめ:過去の過ちを乗り越えたからこそ今の輝きがある

葛葉さんの前世における炎上や暴言エピソードについて解説しました。
【葛葉(そにろじ)前世の炎上・更生エピソードまとめ】
| まとめ項目 | 詳細・エピソード |
| 前世の名 | そにろじ(SonicLogic)。LoL界隈でチャレンジャー帯に君臨した伝説のプレイヤー。 |
| 当時の悪名 | 「狂犬」「暴言厨」。実力は本物だが、味方への容赦ない攻撃性で常に物議を醸していた。 |
| 最大の不祥事 | 差別的発言による炎上。若さゆえの過ちではあるが、深刻な批判を浴び、後に本人も謝罪。 |
| キャリアの挫折 | プロチーム「PENTAGRAM」からの解雇。SNSでの不遜な態度が決定打となり、居場所を失う。 |
| 転生の転機 | 解雇直後の「配信スタイル改善」宣言。直後に「葛葉」として転生し、自身の未熟さと決別。 |
| 現在の評価 | 「更生した天才」。かつての尖りを「キレ芸」というプロレスに変え、頂点へと昇り詰めた。 |
過去の「やらかし」は消えることはありません。
しかし、自身の未熟さを認め、反省し、行動を変えることで、人はこれほどまでに成長できるということを葛葉さんは証明しています。
今の彼が魅力的なのは、清廉潔白な優等生だからではなく、泥臭い過去を乗り越えてきた「人間味」があるからこそなのかもしれません。
かつての「狂犬」時代を知ることで、現在の葛葉さんの活躍がより一層、味わい深いものに見えてくるはずです。
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